2024-04-26 発売
“神隠し”に遭ってしまった空目恭一を助けるために、 文芸部員たちは各々の考えで行動していた。 そんな中、近藤武巳のもとに空目から電話がかかってくる。 どこにいるかもわからない空目からの電話。 “隠されてしまった”空目からの電話。 取らないわけがなかった。 しかし── 『違う』 『違う違う違う違う違う』 『通話音じゃない』 『いる』 『俺の背後に』 それは、空目が“神隠し”に遭った あの夜と同じ空気だった── 『異界』に引きずり込まれるような 伝奇ホラーの超傑作、第2巻。